【初心者向け】Audacityの使い方まとめ|無料でできる音声編集と眠れる音の作り方

Audacityの使い方 Sounds

Audacity(オーダシティ)は、誰でも無料で使える高機能な音声編集ソフトです。 Windows・Mac・Linuxすべてに対応しており、録音や編集、エフェクト加工まで行えます。 この記事では、はじめて使う人でも迷わないように、インストールから実際の音作りまでを丁寧に解説します。

Audacityとは?

Audacityはオープンソースの音声編集ソフトで、プロも利用するほど多機能です。 眠れる音や自然音、ナレーション編集など、幅広い用途に使えます。

特徴:

  • 完全無料で使える(広告なし)
  • 音の録音・切り貼り・エフェクト追加が簡単
  • MP3 / WAV / FLAC など主要形式で書き出し可能
  • 日本語表示に対応(設定変更不要)

Audacityのインストール方法

① 公式サイトからダウンロード

▶ Audacity公式サイト にアクセスし、 「Download Audacity」をクリックします。 使用しているOS(Windows / macOS / Linux)に合わせてインストーラーを選択します。

② インストール手順

  • ダウンロードしたファイルを開き、「Next(次へ)」を押して進む
  • 利用規約に同意し、インストールフォルダを確認
  • 「Install」でインストール開始 → 数十秒で完了
  • デスクトップにAudacityのアイコンが表示されればOK

③ 日本語化の確認

初回起動時に日本語が表示されていない場合は、 「Edit(編集)→ Preferences(設定)→ Interface(インターフェイス)」で言語を「Japanese」に変更します。

Audacityの基本画面と操作

Audacityを開くと、上部に操作ツールバーが並んでいます。

  • ▶ 再生 / ■ 停止 / ● 録音: 基本の操作ボタン
  • 波形表示エリア: 音を視覚的に編集できる部分
  • パン(L/R)と音量: 各トラックの左右バランスと音量を調整

これらを使って、左右の音を変える・重ねるなどの編集を行います。

眠れる音を作るための基本操作

① サイン波トーンを生成する

  • メニューの「生成 → トーン」をクリック
  • 波形を「サイン波」に設定
  • 周波数を「200Hz」など任意に入力し、「OK」で生成

これで左チャンネル用のトーンが作成されます。 同様にもう1本トラックを作り、周波数を少し変えて(例:204Hz)右チャンネル用を作ります。

② チャンネルを左右に分ける

  • トラック左側のメニューで「パン」を調整
  • 1つを左へ、もう1つを右へ

これでバイノーラルビート(左右差のある音)を作る準備が整います。

③ 自然音を重ねる

無料の効果音サイト(例:Freesound.org)から、 雨音・波音などをダウンロードします。
Audacityにドラッグ&ドロップして、音量を下げて調整しましょう。

④ 音量と長さを整える

  • 音が大きすぎると刺激になるため、全体音量を控えめに
  • 「効果 → フェードイン/フェードアウト」で滑らかに
  • 再生時間は10〜30分が目安

書き出しと再生

編集が終わったら、「ファイル → 書き出し → WAV または MP3」で保存します。 ヘッドフォンで再生すると、左右の差が脳内で“うねり”として感じられます。

トラブル時のヒント

  • 音が片方からしか聞こえない → トラックの「パン」設定を確認
  • ノイズが多い → トラックを1本ずつ再生して原因を特定
  • 保存できない → 「ファイル → エクスポート」から形式を選び直す

まとめ:無料でプロ品質の“眠れる音”を作ろう

Audacityは、無料で使えるにもかかわらず高機能な音声編集ツールです。 バイノーラルビートや自然音を組み合わせれば、 自分だけの「眠れる音」や「リラックスBGM」を簡単に自作できます。

眠りの質を高めたい方や、瞑想・集中用のサウンドを作りたい方におすすめです。

タイトルとURLをコピーしました